おはようございます。
Knowledge Bank管理人のMACKEY(マッケイ)です。
表題にある通りwin-winについて参考になる考え方をシェアしたいと思います。
まずwin-winとは何でしょうか。
多くの方がwin-winとは、
自分と相手、双方にメリット(利益)が生じている状態を指すと理解していると思います。
ネットで検索しても同様の意味が出てきます。
ただ、今回はそれとは違う視点でwin-winを捉えることができるので
それについてサクッとまとめてみます。
結論
win-winとは「互いの整合性をとる」こと
私は互いの利益を実現すると言う考え方に加えて、「互いの整合性をとる」という捉え方を
上司から教えていただきました。
この意味について考えるために、
まずどうやったらこのwin-winを実現できるのかを考えていきます。
言葉の意味だけを聞けばとてもシンプルなのですが、
実際にこれを実現するとなると、そんなに簡単ではありません。
中身を見ていきます。
多くの場合、win-winは商談や交渉を通じて実現します。
企業同士であればお互いの利益創出のために可能な限り低コストで利益を最大化できるように
商談を行い、折り合いをつけていきます。
これは企業同士に限らず私たちの生活でも行われています。
たとえば買い物のシーンでいくと、店主との値引き交渉がそれに当たります。
買い物をしているとき、私たちは欲しい商品が少しでも安く買えるように店主と交渉を重ねます。
では、このときのwin-winについて考えてみます。
お客さんからすると、欲しい商品を安く買えるとWinになります。
店主は可能な限り高く売りたいですが、元値のままだと売れそうにありません。
そこで値下げに応じます。値下げをしたことでお客さんが買ってくれるようになり、
売上が発生し、店主もWinとなります。
このときにwin-winが成立します。互いがそれぞれの条件に合意した時に契約(売買)が結ばれます。
この状態になったときにお金が動きます。これがビジネスです。
ではwin-winが成立する過程について振り返っていきます。
ポイントになっているのは「交渉」です。
お客さんにとってのWinは少しでも「安く商品が購入できること」でした。
一方、店主にとっては「商品を購入してもらいお金をもらうこと」でした。
そして、互いのWinを実現するためにお客さんは「値下げ」を求めて店主はそれに応じました。
その代わり店主は「商品を買ってもらう」ことを求めて互いが条件に合意し、売買が成立しました。
より抽象度を高めると互いの「交渉」によって需要と供給を合致させ、辻褄合わせを完了させたわけです。
つまり、「互いの整合性をとる」ことをおこなったことでwin-winが成立したとみることができます。
整合性とは矛盾がなく、筋が通っており、辻褄が合っている状態を言います。
お客さんと店主の例だと、整合性がとれたその瞬間win-winが発生したわけでした。
企業同士の「契約」の場合、その瞬間ではなく長期的な取引も多いため、互いの整合性をとり、なおかつ整合性を「保ち続ける」ことも重要になります。
整合性を取ることで互いに共通認識を持つことができ、例外を認めることがない状態を作れます。
そうすることで、互いに信用することが可能となり、取引が成立すると言う見方ができるわけです。
だからwin-winとは「互いの整合性をとる」という視点でみることができるし、結構大事だよという話でした。
日常生活はもちろん、ビジネスにおいてベースとなる重要なポイントになることを再認識させられた考え方だなと感じたのでシェアしてみました。
またね。
コメント